【パチンコ計数管理】台粗利、玉粗利、台売上、玉単価

計数管理

なんとなく言葉の意味がわかる「台粗利、玉粗利、台売上、玉単価」であるが、今一度しっかり理解しよう

台粗利

台粗利とは、遊技台1台が稼ぐ粗利のことである。
※ここでの粗利は売上と交換金額の差であり、その他経費は含めない。

台粗利(円) = 売上 – 交換金額

計算の例は出すまででもないが念の為

計算例

売上:10,000円
交換:5,000円
台粗利:5,000

売上:25,000円
交換:30,000円
台粗利:-5,000

この通り粗利である以上マイナスの概念も存在する。
あくまでホールから見た数値であるため、遊技をして5,000円勝ったときはホール側は-5,000円の粗利となる。

玉粗利

玉粗利とは、パチンコ玉1玉が稼ぐ粗利のことである。
この1玉とは、その遊技台もしくはホール全体のアウトのことである。
ここでのアウトは通常・特賞状態を問わず全てのアウトが基本となる。
※ホール全体で考えるときは複数レートでの運用時はレート毎に計算するのが一般的と思われる

この玉粗利が高ければ辛い台、低ければ甘い台と言える

計算式
玉粗利(円/玉) = 台粗利 ÷ アウト

計算例

台粗利:5,000
アウト:25,000玉
玉粗利:0.2

台粗利:-6,000
アウト:10,000玉
玉粗利:-0.6

2台平均
総粗利:-1,000
総アウト:35,000玉
玉粗利:-0.028円(少数第4位以下切り捨て)

台粗利と玉粗利が理解できたら、後述する台売上と玉単価については説明不要であろうが念の為記述しておく。

台売上

台売上とは、遊技台1台が稼ぐ売上のことである。
売上なので、持ち玉で打ち込んだ玉や出玉共有、特賞後の持ち玉の打ち込みは考慮せず純粋に貸玉のために使われた金額のみとなる。
なお、貯玉再プレイについては各ホールによって取り扱いが違うと思われる

玉単価

玉売上と言わないのはいささか疑問ではあるが、玉単価とはパチンコ玉1玉が稼ぐ売上のことである。
遊技台の粗さの指標として見られる事が多く、一般的に電サポ滞在率(特賞滞在率)が高い台ほどこの玉単価は下がる。

計算式
玉単価 = 台売上 ÷ アウト

計算例

台売上:15,000円
アウト:25,000玉
玉単価:0.6

台売上:20,000円
アウト:8,000玉
玉単価:2.5

2台平均
総売上:35,000円
総アウト:37,000玉
玉単価:0.945円(少数第4位以下切り捨て)

まとめ

ホール経営において多数の設置台があり個別で管理をするのは難しいと思う。
しかし、それぞれを把握していないと間違った利益コントロールを行うことになるため日々これらの数値は確認しておきたいところだ。

計数管理

Posted by まつげ