【パチンコ計数管理】売上玉、客滞在率

2021年7月27日計数管理

聞き慣れない言葉だが、両方売上を知るために必要な指標である。
この2つはお互いに関係性があるためセットで覚えよう。

売上玉

売上玉とは、遊技機1台もしくはホール全体での貸玉金額を玉数に置き換えた数値のことである。
※貯玉再プレイを売上玉に入れる場合もあるらしい

計算式は簡単で
売上玉 = 売上金額 ÷ 貸玉金額

計算例

売上金額:10,000円
貸玉金額:4円
10000 ÷ 4 = 2500玉

売上金額:15,200円
貸玉金額:1円
15200 ÷ 1 = 15200玉

客滞在率

客滞在率とは、現金遊技を100とした時の持ち玉での遊技比率である。
Bサと売上玉を基準として考えるため、通常時に関することをしっかり理解しておこう。
また、客滞や客滞率と略している場合がある。

具体的な計算式は
客滞在率(%) = Bサ ÷ 売上玉 × 100

計算例

Bサ:5,518玉
売上玉:2,500玉

5518 ÷ 2500 × 100 = 220.72%

Bサ:5,518玉
売上玉:3,750玉

5518 ÷ 3750 × 100 = 147.14%

簡易計算ツール


客滞在率:

※少数第3位以下は切り捨て

またこの客滞在率から現金と持ち玉での遊技比率を計算することもできる。
現金遊技比率 = (100 ÷ 客滞在率) × 100
持玉遊技比率 = 100 – 現金遊技比率

計算例

客滞在率:120%
現金遊技比率
(100 ÷ 120) × 100 = 83.33%
持玉遊技比率
100 – 83.33 = 16.67%

客滞在率:140%
現金遊技比率
(100 ÷ 140) × 100 = 71.43%
持玉遊技比率
100 – 71.43 = 28.57%

客滞在率は粘る人が多いほど伸びる傾向にあるため、人気台の指標として使われていた。
しかし昨今の出玉速度重視のスペック、特に一種二種混合機では初当り単発で終わった際のチョロ玉を打ち込んだり特賞区間が短いため通常状態の割合が高くなり、指標として使うのであれば遊技台の特性に合わせて比較する必要があるだろう。

簡易計算ツール

現金遊技:
持玉遊技:

※少数第3位以下は切り捨て

売上玉と客滞在率の関係性

客滞在率を求める式の
客滞在率(%) = Bサ ÷ 売上玉 × 100
これからわかるように客滞在率とBサがわかれば売上玉を求める事ができる。

具体的には
売上玉 = Bサ ÷ 客滞在率 × 100

計算例

Bサ:5518玉
客滞在率:147.14%

5518 ÷ 147.14 × 100 = 3750.16(玉)
※少数点第3位以下切り捨て

簡易計算ツール


売上玉:

※少数第3位以下は切り捨て

まとめ

売上玉と客滞在率は通常状態における数値で共に関係性があるため必ずセットで覚えておこう。

計数管理

Posted by まつげ