【パチンコ計数管理】分岐割数、原価率

2021年7月26日計数管理

原価率は聞いたことがあっても分岐割数という言葉は聞き慣れないもの
計算式を交えてそれぞれの用語を理解しよう

分岐割数

分岐割数とは噛み砕いて説明すると、貸玉と交換率の比率とでも言うべきだろうか
これに関しては計算式と実際の数字を見たほうがわかりやすいだろう

分岐割数(割) = 交換個数 ÷ 貸玉個数 × 10
※交換個数・貸玉個数は金額を揃えること、例えば100円あたりなど

計算例

100円あたり貸玉25玉、交換25玉
25 ÷ 25 × 10 = 10(割)
100円あたり貸玉25玉、交換28玉
28 ÷ 25 × 10 = 11.2(割)

全ての遊技台が特賞1回交換であるなら、遊技台の出率がこの分岐割数を超えなければ利益があると言える。
実際には持ち玉遊技があるため、分岐が11.2割だから出率112%までいけるとか思う間抜けは発想はしないように!!
※厳密には機械代・電気代・人件費などの経費が考慮されていないため粗利とは言えないが粗利として扱う

簡易計算ツール


分岐割数:

※少数第3位以下は切り捨て

原価率

普通原価率といえば仕入れ値÷売値の事を指す。
つまり、売値に含まれる原価の割合である。

これをパチンコに置き換えると、単純に貸玉個数と交換個数になる。

原価率(%) = 貸玉個数 ÷ 交換個数 × 100
※玉数を揃える

計算例

25玉貸し、25玉交換
25 ÷ 25 × 100 = 100%
25玉貸し、28玉交換
25 ÷ 28 × 100 = 89.28%

※少数第3位以下切り捨て

原価率100%は気持ち悪い感じがするが、置き換えるとこうなる。

簡易計算ツール


原価率:

※少数第3位以下は切り捨て

まとめ

分岐割数は粗利計算のときに使うので計算方法は覚えておきたい。
原価率はホール経営などでは気にするのであろうが、台の粗利計算をするときには特に必要ないため概念くらいは覚えておこう。

計数管理

Posted by まつげ